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6. いわゆる”顎関節症” 

 「顎(がく)関節症」とは,あごの関節のまわりに何らかの異常が起こる疾患です.「カクカク音がする」「口が開かない」「あごの関節が痛い」といった症状が代表的ですが,こうした症状の中には,いろいろな類似疾患が含まれています.

 歯列矯正を始める前に,このような症状が認められる場合には,「臨床診査」と「画像検査」による鑑別診断が必要です.当クリニックでは,松山赤十字病院と連携してMR検査による鑑別診断を実施しております.

  >>> 顎関節症ってなんだろう(日本顎関節学会)

 また,顎関節内障(あごの関節円板がずれる病気)や 変形性顎関節症(関節の骨が変形する病気)と診断されたとしても,その中には軽度のものから重度なものまで,器質的/機能的障害など,いろいろな病気が含まれています.治療を早く始めないと手遅れになるというようなことはむしろまれです.

 多くの方は,検査によってご自身の顎関節がどのような状態になっているのかをよくご理解いただき,ご自身のお身体の状態を理解し,受け入れることによって,また顎関節に負担がかからないように日常生活を営んでいただくことで症状は安定いたします.

 どうぞご安心ください.

 

顎関節(がくかんせつ)のMR画像
 MR Images

 Wilkes's Stage Stage I Stage II Stage III Stage IV Stage V
Normal ID ID OA OA
 Disc position Normal ADDwR ADDwoR ADDwoR ADDwoR
 Disc formation - - + + +
 Bone - - - + (Erosion) ++
 Bone Marrow - - - - +
 ADDwR: Anterior Disc Displacement with Reduction
 ADDwoR: Anterior Disc Displacement without Reduction
 OA: Osteoarthrosis / Osteoarthritis

 

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